忘れていたヤコブセン

OLYMPUS E-3/SUMMILUX25mm1.4
引っ越してから6年間、部屋の片隅を照らし続けてきたスタンドライトが火花を噴いて壊れました。
スタルクのMISS SISSI。とても気に入っていたので次も同じものをと思い、どれどれとネットで調べてみれば、6年前の2倍の値段です。去年までのユーロ高の影響でしょうか。それにしても長年生産されてきた定番中の定番が今さら2倍って。さようならMISS SISSI。
さあ、次の照明はどうしたものか。そう考え始めた矢先、何年か前に買っておいたヤコブセンのランプを思い出しました。よく通ったインテリアショップの展示品だったものです。いつも物欲しげにそのランプを眺めていた私に、“小さな傷が付いたから”と店長が半額で譲ってくれたのでした。
買った当時はMISS SISSIが若かったこともあり、活躍の場も与えられずにずっとこれまで箱の中。持っていることさえ忘れている状態でしたが、とうとう出番がやって来たのです。
スイッチを入れたヤコブセンのランプ。先入観を多めに差し引いたとしても、なおしっかり北欧の表情を持っていました。薄くスライスされたパイン材がゆっくりと光を通します。もっと早く使うべきでした。

